シェフが通うレストラン
 

調味料と同じ役目を果たすハーブ

現在では、調味料と言えば料理の味を引き立てるために用いる物という印象が持たれていますが、元来は魚や肉の臭いを消すという意味合いがありました。

また、腐敗を防止するという意味合いも兼ね備えていました。

今日においては各家庭に冷蔵庫が当然のように設置されていますが、以前は冷蔵庫がありませんでした。

そのような時代において腐らないように食材を保存するというのは至難の業だったのです。

そこで、調味料を食材に対して予め振りかけておくことで腐敗が予防でき鮮度が高い状態を維持できたという仕組みです。

ハーブと調味料が別々に取り扱われることが多いのですが、実は本質的に同一のものであると考えておいて良いです。

同じく腐敗を防止する効果があります。